セネガル:幸せになるための考え方を学ぶ
わたしがセネガルに来た目的は、自分が幸せになるためです。 その目的を果たすために 現状のステップとして必要なのは自分を知ること、自己分析だと感じていました。今回セネガルに行くことで、自分の想像できない環境に触れた時に自分がどう感じるのか、相対的なものとして自分を知れればいいなと思い、この FW に参加しました。 また、幸せが全て捉えようの問題であるとすれば、自分自身がいかに懐のでかい人間になれるのか、それ次第だと思っています。自分は 20 年間の人生を大体は日本で過ごしてきて、知らぬ間に日本人ぽいといえば語弊を招きそうですが、大体の日本人が共感できるような考え方のもと生きてきました。自分が幸せと感じられる物事の幅が狭すぎるのです。自分の今までの価値観では測り知れない幸せがセネガルにはあると思ったことも、この国に渡航することに決めた一つの要因です。 これらの理由通りに、セネガルに来て一番の学びは、生きる方法の選択肢がいかに広くあるか、ということを実体験として、本物の気付きとして得られたことです。言葉としては認識できていたとしても、それを自分の中に取り込んで考えられるようになることはまた違うものなのだな〜と改めて体感しました。自分の今までの価値観の延長線上から見るとセネガルの暮らしは決して豊かなものではないし、そんな暮らしをしたいと思えるものでもありません。でも、実際そこで人と関わり、生活してみると、考え方の尺度が変わるというか、嫌だと感じる沸点が上がるのを感じました。どんなにハエがたかっていても臭くてもそこまで気にならないし、そんなもんか〜と思えたんです。だけどそういう考え方って日本ではなかなかできるものではありません。こんな考え方にすぐシフトできたことによって、環境によって自分の幸不幸のバロメーターが調整されるのを感じたし、それができるのはまだ自分に柔軟性があるということも認識できました。もちろんこんな考え方をする自分は今まで出会ったことのなかった自分でしたし、新しい自分の way of thinking を発見できた気がして嬉しかったです。 今回の FW のまとめとして思ったのは、色々な視点から生きていくことのできる人生が、一番幸せを見出せやすいということです。日本で自分が楽しいと思えていたことももちろん大切だし、セネガルで大雨の影響でできた、きったない濁...