セネガル:マーケットから見るセネガル

マーケットから見えてくるセネガルについて感じたことや疑問に思ったこと、面白いと感じ興味を持ったことを書きます。私はダカールとサンルイにあるマーケットに訪れました。




セネガルのマーケットは日本でいうフリーマーケットというよりは商店街に似ていると感じました。いろんなお店が並んでいるのですが、同じものを売っていたりして面白かったです。マーケットには食材をはじめ、服、生地、日用品、雑貨など生活に必要な様々なものが並べて売られています。

様々なマーケットを見て回っている中で気になったことがいくつかありました。まず1つ目は食材の並べ方、売り方です。右の絵にもあるように、マーケットでは3つか4つに分けて並べて売られていました。なぜこのように数個に分けて並べて売られているのか疑問に思って聞いたところ、セネガルは電気がそこまで普及しておらず、冷蔵庫のある家庭がほとんどないことから、野菜やお肉魚といった生食材を保存することが出来ないので、一食の食事で使う量を毎日買うそうです。一食といっても、何人分の一食かわからなかったので、そこに疑問が残りました。また、野菜を見てみると、ほとんどの食材が外国からの輸入品であることもわかりました。

次に面白いと感じたことは、洋服などに使われる生地についてです。セネガルには様々な色、柄、素材の生地がたくさんきれいに並べられて売られています。日本ではなかなか見ないような派手な柄が多く、見ていて楽しいものでした。これらの生地も野菜お同じように海外からの輸入品であることがわかりました。主にオランダ、中国などの国から輸入しているそうです。店で売られている生地と街の中を歩く人々の服装を見比べてみると面白いことに気づきました。

若い女性と年配の女性の服装が少し違っていて、セネガルの女性の中のファッションの流行が見えてきたような気がしました。セネガルに住む女性に直接話を聞けたわけではないですが、気づいたことをまとめます。右の絵は私が街の中で見た若い女性が着ていた服を簡単に書いたものです。一番右のドレスはシンプルなもので今までにもあった形ではないのかなと思います。街を歩く女性を観察して最近の流行は大きく分けて3つあると考えました。1つ目は上下を分けてセットアップのような形であることです。2つ目はフリルやレースといったものが取り入れられているということです。3つ目は1つの生地で服を作るのではなく、2つ以上の生地やまたはレースやビーズといった装飾品を掛け合わせた服が流行っているのかなと感じました。

 マーケットを見ることでセネガルに住む人々がどのような生活を送っていて、どのような流行があり、またセネガルとそのほかの国との交流や関わりがどのようになっているのかという現在のセネガルの状況を知ることが出来てとても勉強になりすごく興味深いものになりました。

グローバルスタディーズ学科 Y.R.






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