ベトナム:灯台下暗し?

初めての海外。私は海外への強い憧れを持って日本を出ました。約7時間のフライトを終え、飛行機を出た瞬間、パクチーやナンプラーの香りがとても印象的だったのを覚えています。海外への強い憧れを抱いている私はこの匂いを嗅いで海外に来たのだなと嬉しくなりました。


図1. 本場ベトナム料理!


最初は自分たちの荷物を置きにフエ科学大学のゲストハウスに行きました。部屋について目の前に広がった光景に驚きました。部屋はとても殺風景で二人で泊まるには少し広く、落ち着かなくてついさっきまで感じていた浮ついた感情が嘘のように思え、日本から一歩も出たことがなかった私は急に日本が恋しくなりました。


小さい頃から海外に興味があった私は自分の母国のことをよく知らず軽視していました。こうして海外に行って初めて気づけた母国の魅力。

 

最初にベトナムに着いた初日の出来事について話したのでなんかベトナムに来たことを後悔しているみたいになっていますがもちろん違います。


静かで落ち着いた印象のある日本の街に比べ、ベトナムの街はエネルギッシュで力がみなぎる街だなと思いました。建造物は色鮮やか且つ、歴史を感じさせるものが多くとても魅力的でした。そして親切で温かい人が多く日本を恋しく思う気持ちは少しずつ小さくなりました。今日の夕方ベトナムを発つのが少し寂しいです。


図2. お土産に買えてよかった

 図3. ホイアン

食べ物を少しの間放っておくと大量に寄ってくるアリやすぐに水が溢れるお風呂も今このブログを書いている私からするといい経験だったのか思い出すたびに口元が緩みます。


この海外短期フィールドワークを通して私はベトナムの魅力はもちろん、母国である日本の魅力にも気づくことができました。どちらが優れているとかそういう話ではなく、比べて初めて気づきを得て視野が広がりました。

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