韓国料理と唐辛子の歴史と関係性

 

  私は今回キムチやトッポギ、スンドゥブなど多くの韓国料理に赤い唐辛子が使用されているのは何故なのか気になり、韓国料理と唐辛子の歴史と関係性について調べました。

韓国料理と唐辛子の歴史の始まりは、十七世紀の李朝時代中期まで遡ります。李朝時代中期は1470年から1607年頃で、日本では室町時代から江戸時代の徳川二代将軍、徳川秀忠の時代にあたります。唐辛子を韓国にもたらしたのは日本と言われており、秀吉の朝鮮出兵の際に武将によって持ち込まれたといわれています。当初日本から韓国に唐辛子が持ち込まれた際、日本には辛み成分として山椒があった為唐辛子は食用としては持ち込まれていませんでした。朝鮮出兵に赴いた加藤清正らが唐辛子の成分に目を付け、「唐辛子製の目つぶし爆弾」の材料に使う為に持ち込みました。

  唐辛子が持ち込まれた理由は食用ではありませんでしたが、唐辛子の殺菌効果でキムチなどの長期保存が可能となり食文化に幅広く使われたり、コチュジャンが誕生したりしました。20世紀に入ると唐辛子は粉唐辛子としての需要が広がり、赤いキムチが一般的になり全国に広まりました。

  実際に韓国で色々なものを食べてみて、純粋に辛みのある料理もありましたがそれよりも甘辛い料理が多いように感じました。お店で料理を食べる時よりも、コンビニでラーメンを食べる時の方が辛みを感じることが多かったです。

 

 

新世界百貨店(大邱) 2023/08/10

 

ソウルバム(梨泰院) 2023/08/19

 

Mom’s Touch(大邱) 2023/08/14

 

焼肉(ソウル) 2023/08/19


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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