ベトナム:フエ市内視察とベトナム学生との交流

私は京都精華大学国際文化学部グローバルスターディーズ学科の一期生です。今回なぜベトナムを行き先に選んだかというと、私は今まで海外へ行ったことが無く初めての海外でした。なので、沢山の建築物や遺跡の視察、現地の大学生との交流という異文化と交流し学べるという点で選びました。


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私たちはフエ郊外にある「ミンマン帝廟」と「カイディン帝廟」という場所に訪れました。ミンマン帝廟とは阮朝2代目皇帝ミンマン帝自らが設計したと言われる中国風の廟です。1840年から約3年間かけて建立されました。金色や赤色を使った建物が多く、石や壁に刻印されている文字も漢字が多く中国の文化が感じられました。



写真1:ミンマン帝廟(2022年9月3日撮影)

次に訪れたカイディン帝廟はフランスの植民地時代の1920年から11年間かけて建てられ、西洋と東洋の建築様式が合わさっている様に感じられました。また他の帝廟に比べるとこじんまりとした作りになっていました。先程のミンマン帝廟と比べて多彩な色を使っており天井には大きな龍の天井絵がありました。こじんまりとした作りにはなっていますが繊細な装飾や色使いには圧巻されました。日本とは違う様式美を見ることが出来て良い経験になりました。



写真2:カイディエン帝廟(2022年9月3日撮影)


写真3:カイディエン帝廟(2022年9月3日撮影)

 

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午前中はベトナムの学生と一緒にグウェン王朝時代に王族や貴族が建てた伝統的な庭園住宅に訪問しました。そこでは昔使われていた陶器を川から引き上げたり木版印刷や建築物がありました。陶器の数はとても多く様々な年代の物もあり、建築も風水的なことも考えられて建てられていてすごいと思いました。



写真4:風水を取り入れた庭園住宅の庭(2022年9月4日撮影)

午後は一緒に船に乗り交流をしました。その途中で現地の漁の仕方を教えていただきその場で取れた魚を焼いて食べました。また、ベトナムの学生と一緒にボードのようなものに乗って遊びました。バランスを取るのが難しく中々前に進むことが出来なかったですが最後の方は一緒にレースをしたりしました。現地の学生さんとも仲良く交流出来て充実した一日になりました。



写真5:ベトナムの学生と船で交流(2022年9月4日撮影)

M.K. 

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