台湾:台湾のアート
台湾について自分なりに調べていると「芸術」や「アート」という言葉をよく目にするような気がしたので台湾のアートについてフィールドワークをしてきました。初めに、台北国際芸術村に行きました。ここは、official髭男dismのロケ地にもなった場所で様々なアーティストの活動の場となっているようで、予約をすれば屋上を借りられるそうです。自分が訪れた時には閉まっており、調べてみると閉業となっていました。
写真1(台北国際芸術村(2024/8/5)
次に訪れたのは寶蔵巌国際芸術村です。ここは、昔に違法に建てられた集落です。実際に訪れてみると、個人的な感想ですが、想像していたよりも小さく感じました。ただ、その集落の中に入るとすごく入り組んでおり、迷路のようでした。この施設も台北国際芸術村と同じように、アーティストを招いて芸術活動をできる環境を提供していました。所々に壁画が描かれており、アートオブジェなどが多数置いてありました。先ほども言った通り、ここはあくまで集落なので現在も住んでいる人が存在し、立ち入り禁止の区域もありました。
写真2(寶藏巖國際藝術村(2024/8/11)
続いては台北市立美術館です。ここはまさに現代アートと呼ばれる作品が数多く展示されており奇妙なものが多かったのが印象的です。特に印象に残ったのはロシアとウクライナの戦争をテーマにした展示物です。戦争により被害を受けている子供たちへの世界的な関心を喚起することが目的のようです。実際にウクライナの方に取材した時の音声が流れ、その空間には爆発音やサイレンなどの音も流れており、臨場感と同時に少し恐怖を感じました。
写真3(国立故宮博物院(2024/8/14)
最後は国立故宮博物館です。ここでは、今までとは違い、歴史的な芸術作品が主な展示物で、畫院畫十二月月令圖、翠玉白菜など、様々な作品が展示されています。おそらく一番有名な翠玉白菜を見ることができました。翠玉彫刻の最高傑作と言われているそうでこれを展示しているところにちょっとした列ができていました。翠玉白菜にキリギリスが止まっているそうですが、直接見たときには全く気付かなかったです。西門町の台北電影主題公園というのがあり、エリア一帯がアート空間名なっているそうで、そこへも行こうと思っていたのですが、個人的な予定などが重なり行けなかったのが悔しかったです。この20日間で様々な芸術に触れることができて貴重な体験ができました。
写真4(台北市立美術館(2024/8/17)