ベトナム:阮王朝王宮の歴史の旅
今回のフィールドワークで私はベトナムを選びました。フィールドワークのところはベトナムの歴史のある町フェですから、ベトナムの学生さんのおすすめで、世界遺産に登録されている建築物の最高峰、ベトナム最後の王朝、阮王朝王宮に行きました。
写真1. 王宮の城楼
阮王朝は1802年から1945年までの143年間の長きにわたりましたけど、ベトナム戦争によりその大半が大破されました。でもそれ残った建物だけで見るでも、その広さと雄大さもよく分かります。
多分阮王朝は古代中国の影響も受けて、王宮内はよく漢字があります。ある横額で見ると、それは阮王朝の明命帝の御製詩の一つの『為農吟』です。その詩は漢詩と同じ制式で、漢詩が分かる人はベトナム人ではなくてもその意味が分かります。これは文化のグローバル化だと思います。違う国であっても、言語の発音が異なるでも、漢字を通じて意味が伝えできます。
写真2. 漢詩を書いた東洋風の部屋
写真3. 明命帝の御製詩の『為農吟』
王宮内は昔の王や王后や宮内の人々達の写真があって、食器などの家具もあります。それを見て、以前の王様達はどのような生活をしていますかを自分の想像の限りで考えすることも面白い。
写真4. 王后の写真
中国の詩人杜甫は『国破山河在、城春草木深。(国破れて山河在り、城春にして草木深し。)』という詩句があります。阮王朝の143年の間でも、この土地の上には歴史の栄枯盛衰があります。王宮の階段を登って、ベトナムの歴史を一緒に感じしましょう。
リュウ